リープヘルの自走式ジブクレーンLTM 11200-9.1がデビューしたのは2007年です。
当時このクレーンは世界最強で、18mから100mの範囲で伸縮する世界最長の伸縮ブームを備えていたのです。
このクレーンの基本的な吊り上げ荷重は363トンですが、装備を追加すれば1200トンまで増やせます。
風力タービンやその他の大型の構造物を設置するためには、この強力な吊り上げ能力が必要なのです。
このクレーンは車輪で走行するため、必要とされる場所に移動できる上に、速度もなかなかのもので、時速75キロまで加速できます。
また、クレーンには9つの車軸が付いており、各車軸を制御できるため、急なカーブも曲がることができます。
ブームと巻揚げ装置は別に運搬され、後からシャシの上で1つの構造体に組み立てられます。
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